いつも御世話になっております。
今回の工事依頼は、縁側のハキダシ窓を木製サッシからアルミ製ペアガラスサッシに交換し
縁側床をフラットにする工事内容です。
今までは、高さが5尺8寸内法でしたが、今回は、H様の希望もありまして高さ2メートル内法の
サッシに致しました。
座敷と縁側床の段差は、30ミリありました。段差の解消を合板の3重張りで解消いたしました。
エコ、エコ、エコと言っても私は、合板を使用します。合板はもともと木じゃないですか。
コダワリすぎも私にすれば素人が能書きを言ってるのにしか聞こえません。
俄知識の業者がいろいろ騒ぐんですよね・・・
木製一筋と敷居が一体に施工してありまして、簡単に解体できませんでした。
ノミでカキ取り、カンナで微調整しながら解体しました。
和風建築の知識がないと解体すらできません。仕口・構造・納め方・材料の見立てが出来ないと
手が出せないと思います。
築35年の床は、土台・根太もシッカリしていました。床下換気が良い事を意味します。
窓サイズは、巾が6尺タイプと12尺タイプの連結です。見た目が一体化して見えます。
そして、品良く見せるための工夫がされています。(ケースバイケースですが)
H様は、何年も前から換えたいと思っていたそうです。
「防犯性も悪く、隙間風も寒かったので、冬前に工事を終わらせたい」との事で
今回の工事に踏み切ったそうです。